生後2〜3ヶ月の赤ちゃんの便秘は生理的便秘かも

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生後2〜3ヶ月の赤ちゃんが急にお通じが悪くなる、その原因は生理的便秘かも

生後2〜3ヶ月の赤ちゃんの便秘

 

生後2〜3ヶ月になると赤ちゃんが急にお通じが悪くなる場合が
あります。

 

「つい先日までは大丈夫だったのに、心配!」

 

と思われる方も多いかと思います。

 

この時期に赤ちゃんのお通じが悪くなるのは生理的便秘とも呼ばれ、
赤ちゃんの消化管が発達する過程で一時的に起こる現象です。

 

この種の便秘もお母さんにとっては、心配のネタですので
赤ちゃんの生理的便秘の原因とはどんなものかについて紹介します。

生理的便秘の原因

生理的便秘は、赤ちゃんの発達過程で起こるもので、原因は
次の2つによります。

 

 

満腹中枢の発達による飲み方の変化

 

 生まれてすぐの時は、与えられると力つくまで飲む、
 飲みつかれると眠るという飲み方をしていたのが、
 生後2〜3ヶ月になると変化が現れてきます。

 

 この時期には満腹中枢が発達してくるため、お腹が一杯に
 なってくることが分かり始めます。

 

 このため、母乳を飲む量が以前に比べ減ってくるので、うんち
 の量も減ってきます。

 

 なので、お通じが悪いためうんちの量が減っているのかなと見えて
 しまいます。

 

 

 

消化管の発達

 

 赤ちゃんは生後2ヶ月になると、消化管つまり大腸も発達し、
 うんちを腸の中に溜めることができるようになります。
 
 このためうんちの量が減ったように感じてしまいます。

 

生理的便秘の場合は、本当のお通じの悪さではないので赤ちゃんは元気で、
なのが特徴です。

その他にお通じが悪くなる原因

生後2〜3ヶ月にお通じが悪くなるのは、生理的便秘による場合が考えられ
ますが、その他には次の場合もうんちの状態に影響を与えます。

 

母乳の質や授乳量

 

 お母さんが食べる食事内容によっても母乳の質は変化します。

 

 特に脂肪分の多い食事を続ける、母乳にも脂肪分が多くなり
 赤ちゃんが消化しにくくなりますのでお通じが悪くなります。

 

 

 また、授乳量も関係し母乳やミルクそのものが不足してお通じが悪く
 なることもあります。

 

 このためうんちの量が減り、上手く腸内を移動できずお通じ
 が悪くなってしまいます。

 

生活のリズムがとれていない

 

 慣れない土地に旅行に行くとお通じが悪くなることがあります。

 

 赤ちゃんも同じように生活リズムが上手くとれていないことに
 よりお通じが悪くなることがあります。

 

 起こす時間や眠る時間をできるだけ一定にし、規則正しい生活を
 させてあげましょう。

生理的便秘ではない時の見極め

生理的便秘の場合は問題ありませんが、赤ちゃんに次のような症状
がある場合は普通のお通じの悪さである可能性があります。

 

 

・うんちのでる回数が明らかに減って、苦しそう

 

・うんちが普段より硬く、排便が苦しそう

 

・うんちをもよおすと、痛がって鳴く

 

・うんちの量が普段より少ない

 

・食欲がなく、母乳やミルクを飲まなくなっている

 

 

以上のような症状があれば、お通じが悪い傾向になっていることが考え
られます。

 

お通じがひどくならないうちに、赤ちゃんのお通じ改善法をやって
あげましょう。

 

赤ちゃんの便秘解消法

「の」の字マッサージ

 

お腹を「の」の字を書くようにマッサージすることで、腸が刺激
を受けお通じ改善につながります。

 

 

砂糖水を飲ませてあげる

 

お湯に砂糖をとかし、適温になったら飲ませてあげます。

 

お通じが悪いときには10%の濃さが効果的とされています。

 

1日に1回あげることで腸の働きが改善され便通につながります。

 

 

綿棒で刺激する

 

ベビーオイルなど肌に優しいオイルを綿棒に含ませ、これを肛門
に出し入れして刺激を与えてあげる方法です。

 

「綿棒浣腸」ともいわれる方法で、最初のうちはかなり効果的
です。

 

慣れてくると効果が無くなる場合もありますので、注意が必要です。

 

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