オリゴ糖は乳酸菌により分解され栄養に、種類と効果について

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オリゴ糖は乳酸菌により分解される!効果的なオリゴ糖の種類は?

バナナに含まれるオリゴ糖

 

オリゴ糖は糖の仲間で、私たちが日常食べるごぼう、玉ねぎ、
ハチミツ、バナナなどの食材の中にも含まれているものです。

 

オリゴ糖は、

 

・お通じを改善したい

 

・腸内環境を改善したい

 

・ダイエットに役立てたい

 

など、いろいろな効果があることが分かってきています。

 

 

その効果はオリゴ糖が直接作用する効果ではなく、腸内細菌の
乳酸菌によって分解されることによってはじめて効果的に
なります。

 

今回は、オリゴ糖は乳酸菌によって分解されるとなぜ効果的に
なるのか、お通じの改善などに効果的オリゴ糖の種類について
ご紹介します。

オリゴ糖の特長

甜菜糖

 

 

オリゴ糖の特徴を挙げると次のようなものがあります。

 

 

・消化酵素ではほとんど分解・吸収されず、大腸に届く

 

・食材にも含まれているもので、安心して続けて摂取できる。

 

・砂糖と違い口の中で虫歯菌により分解されにくいので、
 乳酸が生成されにくく虫歯になりにくい。

 

・甘さは感じるのに、砂糖より太りにくいので、ダイエット
 にも役立つ。

オリゴ糖は乳酸菌に分解されどんな効果があるの?

 

オリゴ糖を摂取すると大腸にいる善玉菌の代表格である
ビフィズス菌や乳酸菌を増やすことができます。

 

オリゴ糖は善玉菌のエサになることによって、活性化される
ことがいままでの研究結果からも明らかになっています。

 

特に、オリゴ糖はビフィズス菌にとって大好物で、
オリゴ糖は「ビフィズズ菌増殖因子」とも呼ばれています。

 

ビフィズス菌はオリゴ糖を分解することによって乳酸や
酢酸を作りだします。

 

これらの酸が大腸を刺激して、腸のぜん動運動が活発に
なります。

 

また、酸性の環境は悪玉菌にとって棲みにくい環境になるので
悪玉菌の増殖を抑えます。

 

このように間接的に善玉菌を活性化して、腸の働きを良くする
ことからオリゴ糖の効果は、善玉菌の効果と同様ということが
できます。

 

その効果をまとめると次のようなものがあります。

 

いずれも、オリゴ糖が直接関与する効果ではなく、善玉菌を
サポートする間接的な効果です。

 

 

腸の動きをよくしてお通じを改善する(整腸作用)。

 

吹き出ものや肌荒れなどの肌のトラブルを解消する。

 

免疫力を強化し病気を予防する。

 

免疫異常を改善し、アレルギー症状を改善する。

 

・ガスによるお腹の張り、腹部膨満感を解消する。

 

 

以上のような症状がある方は、ヨーグルトなど一諸にオリゴ糖
を摂ると更に効果がアップするといえます。

効果的なオリゴ糖の種類

オリゴ糖には種類があり、フラクトオリゴ糖は有名なので聞いた
ことがありかもしれませんが、その他にも効果的なオリゴ糖が
あります。

 

なので、選ぶ商品によって含まれているオリゴ糖が違います。

 

どのような効果を期待したいのかでも、選び方が違ってきます
のでオリゴ糖の種類について説明します。

 

 

フラクトオリゴ糖

 

ショ糖から作られるものが多く、胃や小腸ではほとんど
消化しないためそのまま大腸に届きビフィズス菌のエサ
になります。

 

このためビフィズス菌が増殖し、腸内環境を整えるので
お通じの改善にもつながります。

 

玉ねぎ、ごぼう、バナナ、蜂蜜などに含まれ、
砂糖に比べカロリーは1/2程度でくせのない甘味です。

 

カロリーが低いことから、低甘味料としてダイエットのため
にも利用されています。

 

 

ガラクトオリゴ糖

 

乳製品に含まれてる乳糖から作られます。

 

母乳にも含まれており、赤ちゃんが初めて口にするオリゴ糖
です。

 

ビフィズス菌を増殖させるので、お通じの改善や下痢に効果が
あります。

 

砂糖の4分の1程度の甘さなので、そんなに甘くありません。

 

このため虫歯予防にも効果があります。

 

 

乳糖果糖オリゴ糖(ラクトスクロース)

 

別名をミルクオリゴ糖とも呼ばれています。

 

自然の食材にはあまり含まれていなく、ヨーグルトに少し
含まれている程度といわれています。

 

 

牛乳に含まれる乳糖とサトウキビに含有されるショ糖から
作られています。

 

ビフィズス菌を増加させ、悪玉菌を減少させる働きがあり、
お通じの改善や、腸内の有害物質の生成を抑制してくれます。

 

また、腸管などで免疫機能を強化してくれます。

 

砂糖に近い甘さで人気があるオリゴ糖です。

 

 

ラフィノース

 

ビートオリゴ糖とも呼ばれます。
ビート(甜菜、砂糖大根)から精製して作られる天然の
オリゴ糖です。

 

甘さは砂糖の20%程度、カロリーは砂糖の半分くらいで、
吸湿性がないのが特徴です。

 

善玉菌のビフィズス菌のエサになることで、腸内環境を改善
するので、整腸作用や免疫機能の向上など高い効果があります。

 

 

大豆オリゴ糖

 

大豆に含まれるているオリゴ糖です。

 

オリゴ糖の中でも甘味が強いとされ、砂糖の75%程度の
甘さで、カロリーは砂糖の70%程度です。

 

他のオリゴ糖に比べ少量で腸内の善玉菌を増やすことができる
特徴があります。

 

大豆、豆乳、豆腐などの大豆製品にも含まれていますが、
大豆オリゴ糖の方が効果的に摂取できます。

 

 

キシロオリゴ糖

 

キシロオリゴ糖は、植物繊維の一つであるキシランを酵素
で分解して得られるオリゴ糖です。

 

天然のキシロオリゴ糖は少なく、とうもろこしや竹の子
に少量含まれています。

 

甘さは砂糖の約40%ほどで、さわやかな甘味です。

 

カロリーは砂糖の約半分といわれています。

 

ほとんど消化されないので、ビフィズス菌の増殖作用も高く
お通じ・肌荒れの改善にも効果的です。

 

 

イソマルトオリゴ糖

 

イソマルトオリゴ糖は、とうもろこしやじゃがいものでん粉
を酵素で分解して得られるオリゴ糖です。

 

原料が安価ですので、他のオリゴ糖に比べ安価に手に入り
ます。

 

食材では、味噌・醤油・ハチミツなどに多く含まれています。

 

非常に熱や酸に強くて変質しにくく、料理などにも使用されます。

 

他のオリゴ糖と同じく、腸内の善玉菌を増殖させるるので、
お通じが悪い体質を解消する効果があります。

 

他のオリゴ糖に比べ、やや消化されるのでその分は他の
オリゴ糖に比べ落ちますが、整腸作用の効果があることには
間違いありません。

 

 

甘味は砂糖の3〜5割程度の甘さで少しコクがあるのが特徴
です。

 

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